2019年1月16日（水）

皆さま、こんにちは！！

本日はホテル阪急インターナショナルで、大阪府トラック協会北大阪支部の

新春荷主懇談講演会が開催され、日隆グループ三社（日隆産業㈱・日隆運輸㈱

㈱フジタカ）はお客様である、テーオー食品㈱様、㈱パールマネキン様

ココネット㈱様と一緒に参加させて頂きました。

１部の講演会は、『トラック業界の現状から将来を考える』という演目で、

一般社団法人大阪府トラック協会専務理事の滝口敬介氏（元近畿運輸局

大阪運輸支局長）の講演を拝聴しました。

１.貨物業界の現状について

トラック運送業界では、長時間労働等を背景にドライバー不足が深刻化しており

働き方改革は喫緊の課題であることを痛感させられました。

2.貨物自動車運送事業法の改正について

5年間の時限立法（期限付きの法律）ということで、適正運賃収受に向けて

先ずは我々運送事業者が襟元を正し、品質（人の品格と作業の質）を高め

原価計算から必要最小限な対価を、お客様にご負担頂く必要性を再度実感しました。

3.運送約款見直しとその後の状況に等について

2018年12月末で70％強の事業者が新約款の届け出を完了しているそうですが

未だ3割弱の事業者は届け出が出来ていない。これは大きな課題です。

4.『働き方改革関連法』に対する諸準備について

年間720時間、残業80時間という規則に向けて、また4月から改正労働基準法が

施工され有給休暇5日取得の義務化も始まり、課題は本当に山積みしていますが

これを良い機会と捉えて、良い職場環境を創るために取り組みます。

5.トラック業界の将来像について

何よりも、荷主様・関係者との協力関係を大切に考え、私たちがするべきことは

しっかりと行い、問題意識と取組み内容を共有させ、パートナーシップを築く。

そのように気付きを頂くことが出来る講演会となりました。

2部の懇談会ではお客様と同じテーブルに着き、美味しい食事を頂きました。

また、トルコベリーダンスショーを見ながら、日頃お世話になっている感謝の気持ちを

抱きながら歓談させていただき、終始和やかな雰囲気でとても充実した時間でした。