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【安全講習会を開催】日隆産業㈱東京営業所です!
2018年9月15日(土)
日隆産業㈱東京営業所では、今年5回目となる安全講習会を加須市商工会
大利根支所の会議室にて開催しました。
今回も定例の法定項目
①アルコールチェック送信回数
②労働時間管理
に加え、事故報告書と乗務員別の月間運転評価を確認しました。
そして今回の最大のテーマとしては「働き方=拘束時間」のテーマに基づき
営業所管理職とドライバー双方で意見を出し合いました。
もともと、長距離ドライバーは、自分の好きな時に出発し、疲れたら休憩
お客様のもとへは指定された時間通りにお届けすること以外は自分の思うままに
運行することが出来る職種でした。
また、「走れば走る分だけ稼げる」ということもあり、睡眠を十分にとらずに
運行することも日常茶飯事でした。但し、これは10年以上も前の話。
今は、月間拘束時間が293時間以内、特例措置でも320時間以内と法律で決められています。
所得をなるだけ減らさなくてよいように、先ずは余計な事故やトラブルに係る費用を撲滅
そして、お客様に対しては、ドライバーの生活を安定的にするためにもご理解を求め
徐々にではありますが、取引関係も改善されてきていると感じています。
そんな時代であるからこそ、日隆産業㈱東京営業所では、所長、課長含め、全従業員の
働き甲斐、働きやすい職場創り、社員の幸せのために、拘束時間を遵守すべく
運行指示書をもとにグループ毎で運行計画を策定し、配車指示の問題点をディスカッションしました。
それぞれのドライバーにとっては、ここまで詳細に自身の運行計画を考えたことはないかも知れません。
ですが、これからはそれも一つの仕事とし、全員が一丸となって法令順守に取組まなければ
業界で生き残っていくことは極めて困難です。
「強いものが勝つのではない、環境に適応できるものが生き残るのだ」というダーウィンの
進化論を例に出しながら、3時間にわたる安全講習会となりました。
次回は10月13日開催予定です。