2022年5月24日（火）

日隆産業(株)摂津営業所にて、安全講習会を開催しました。

これまでは、ドライバーの帰着時間によって２回に分けていましたが、

今回は時間を少しずらして、全員が揃っての開催でした。

始めは、直近の「日隆グループ事故事例」4件について、

・この事故はなぜ起こってしまったか？

・どうすればこの事故は防げたか？　　を各自が考えました。

4件中2件は「オーバーハング」に起因する事故でした。

※トラックのオーバーハングとは

前論から前の部分と、後輪から後ろの部分のタイヤからはみ出した部分のことをいいます。

トラックは右左折の際には、しっかりとオーバーハングと内輪差を意識することが重要です。

次は、「危険予知トレーニング（KYT）」です。

夜間の住宅街を走行する場面で、歩行者や自転車などの”起こり得る危険”に対して、

どのような運転を心掛けるかを考えました。

最後は、国土交通省告示第1366号（貨物自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う指導及び監督の指針）より

「事業用自動車の構造上の特性」を確認しました。

トラックは乗用車よりも車幅が広いうえ、車高が高い、車体が長いなど構造上の特性があり、

運転席の高さが高く、死角（特に左真横・左後ろ・後方）が生じます。

毎日運転しているトラックだからこそ、改めて一般の乗用車よりも多くの危険性を再認識しました。

新型コロナの新規感染者は増加傾向にはなく、感染は比較的、落ち着いているなどとして、

警戒状況を示す大阪独自の基準「大阪モデル」が23日から警戒解除を示す緑色になりました。

府の認証を受けた飲食店に対する人数や時間制限の要請も1年半ぶりに解除され、観光地や外食店にも人が徐々に

戻ってきているようです。

しかし、私たち運送業はどんな状況であっても「安全運転：事故を起こさない」という目標は変えません。

これから暑い季節がやってきます。

体調にも気を配りながら、『安全・迅速・丁寧・真心輸送で公共に寄与』します！

日隆産業(株)摂津営業所　　　金