劉さんから、いくつか気付いた点を教えてもらいました。

『このサービスは、お年寄りや妊婦さん、買い物に出かけることが
困難な方々に対してとても有意義なサービスですね』

実は劉さんの言う通りで、日本ではは「買い物弱者」とか「買い物難民」を呼ばれています。

中国では実店舗とネットスーパーを兼ねて運営している事例は珍しいらしく、熱心に学ぶ姿勢に

自分達もしっかり頑張らなければ！と逆に気付きを得ました。

3日目からは顧客センターでの倉庫作業に従事してもらいました。

早速、当社の責任者より、デジタルピッキングの登録と作業方法を説明してもらいました。

昔はリストを読み上げる人、商品をピッキングする人の2人1組の仕事でしたが

今は自動音声での対応のみ。1人で仕事が完結します。

劉さんも『これはすごいですね！仕事が面白いです！』と楽しみながら作業をしてくれました。

属人的な仕事は、もちろん会社の強みではありますが、人手不足の昨今

誰でも仕事が出来る環境を創ることもとても大切なことです。

そして、輸送経済新聞社の記者の方にも取材をして頂きました。

5日目の最終日には、大阪府商工労働部から、研修中の学生へヒアリングを行うために

職員さんが来社されました。

5日間という短い時間でしたが、当社で研修希望を出してくれた劉さんには本当に

感謝の気持ちでいっぱいです。

今回、大阪府商工労働部やコンソーシアム大阪というバックアップ組織に恵まれ

色々な気付きを得ることが出来ました。

当社としても継続的にこのような取り組みに協力をさせて頂き、共に成長したいと思います。